動脈硬化の症状
■動脈硬化の症状
動脈硬化症の症状は、
どの動脈にどの程度の動脈硬化が発症しているかによって異なります。
○脳動脈硬化症
脳梗塞や脳出血などとともに、動脈の蛇行などでの、
神経の圧迫による顔面けいれんなどの症状
○冠動脈硬化症
狭心症や心筋梗塞、
腎動脈硬化症
腎血管性高血圧や尿毒症、
○大動脈硬化症
大動脈瘤
○末梢動脈硬化症
四肢の冷感や間欠性跛行など
ただし、軽度な場合には症状がみられませんが、逆に動脈硬化が重度で閉塞してしまっても、
側副血行路と呼ばれるバイパスが形成され、ほとんど症状がない場合もあります。
■動脈硬化の検査法
普通は35歳以上の成人にみられること、高コレステロール血症、
糖尿病などの動脈硬化促進要因の存在などが参考になりますが、
確実な診断にはふつう血管撮影が必要です。
ただし、最近は超音波断層法などの各種機器診断法も進歩してきており、
血管撮影なしに診断できることもまれではなくなりつつあります。
また、どの血管の動脈硬化症を診断するかによっても診断法は異なっており、
血管撮影法以外に、各硬化症では以下の方法があります。
○脳動脈硬化症
眼底動脈検査・エックス線CT検査・超音波ドプラー法・超音波断層法・各種脳血流検査法
○冠動脈硬化症
心電図や心筋シンチ法
○腎動脈硬化症
腎機能検査・腎動脈ドプラー法
○大動脈硬化症
エックス線CT検査
○末梢動脈硬化症
アイソトープを用いた血管撮影法など