動脈硬化と糖尿病
■動脈硬化と糖尿病糖尿病の合併症といえば、網膜症、腎症、神経障害の、いわゆる三大合併症がよく知られています。
これらは高血糖により、細い血管が傷められることが大きな原因です。
しかし、高血糖の影響は細い血管だけではなく、太い血管にも、動脈硬化というかたちで現れます。
動脈硬化の原因は、高血糖のほかに、高血圧や高脂血症などがありますが、
糖尿病の人はこれらの病気を併発することが多く、動脈硬化がより進行しやすくなっています。
また、糖尿病患者は、糖尿病ではない人よりもより若い年代で、
より広範囲にアテローム動脈硬化を発生しやすいとされています。
アテローム動脈硬化の発症リスクは、
糖尿病のある人、特に女性では2〜6倍高くなります。
糖尿病の女性は、そうでない女性と異なり、
閉経前でもアテローム動脈硬化を発症しやすくなっています。
糖尿病は、動脈硬化のもうひとつの合併症なのです。